重度むし歯症で咬合崩壊をインプラントで治療した症例

Pocket

みなさんこんにちは。
神戸市北区の歯医者、ひよどり台歯科クリニックの院長 東田です。

 今回は、虫歯で奥歯の噛みあわせが崩壊して噛めないという
訴えを インプラントを用いて解決した症例です。

初診のお口の中の写真とレントゲンです。 かなり、むし歯が進行しています。

初診5枚法 (3)
初診パノラマ

  このままでは、しっかり食べ物を噛めないので
栄養不良になったり、よく噛まずに飲みむので
胃腸などの消化器に負担がかかります。

「1口30回嚙みましょう!」というスローガンがありますが
何故よく噛まなければならないかと不思議に思ったことはありませんか?
その理由は
良く噛むことで内臓の負担が減る
良く噛むことで唾液が分泌され歯の再石灰化を促進する 等々、
たくさんのメリットがあります。
もちろんダイエットにも効果があります。

  この方は、奥歯がむし歯で失われているので 嚙むことが出来ず、
当然にして再石灰化の予防機構も効果を発揮できずに
悪循環に陥ってしまったのでしょう。

  ただ、むし歯治療に先立ちむし歯菌の測定や唾液の質も検査しましたが
見た目から推察するほど検査の数値は悪くなかったので
様々な原因が 複合的に絡まり合って破壊がすすんだと考えれてます。
インプラントとセラミックを使用して治療しました。
これが治療後の写真とレントゲンです。

左上1セット後 (3)
PBN4573_141120152051(調整後)

 とにかくインプラントで咬合を再建し、
見た目もセラミックで自分の歯のような
自然な感じに仕上がり大変満足されています。