母乳育児と虫歯について

こんにちは。ひよどり台歯科クリニックです。

母乳育児と虫歯には実は密接な関係があり、
実は母乳育児と虫歯の関係をしっかりと理解しておかないと
乳歯の段階で虫歯にになってしまうことがあります。

虫歯と母乳育児の基本的な知識をつけるのは非常に重要なことです。
母乳育児と虫歯について一度詳しく説明をしたいと思います。
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母乳は育児をする上で非常に重要な成分を含んでいて、
特に母体からの免疫タンパク質が含まれているので、
育児をする上で母乳育児は非常に重要な意味があると言えます。
また、母子の精神的な結びつけを担保するためにも
母乳を直接与えるというのは非常に大きな意義があるので、
歯科医療の中でも極力母乳で育児をしたいというお母様のご意向は
尊重する価値があるものと考えられています。

しかし、母乳で育児をする時には注意が必要なのも事実です。
実は母乳育児を継続していると生え始めの乳歯が虫歯になってしまうことがあり、乳歯が生え始めてからの育児に注意が必要になってきます。

虫歯になる原因はミュータンス菌という細菌が原因になっていて、
この細菌がお口の中に入り込むことで虫歯が発症します。
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このため、母乳を使って育児をしている間にも虫歯を防ぐための処置が必要になり、しっかりとお口の状態を健康に保つように工夫をしてあげることが必要なのです。

具体的には母乳をあげたあとに乳歯をガーゼで綺麗にしてあげたり、
ある程度育ってきたあとには母乳をあげたあとに
お茶や水でお口をすすぐとかなり虫歯のリスクを減らすことができます。
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虫歯にならないためには
お口の中に糖分などの栄養分をいつまでも残さないことが重要です。

しっかりとお口の内部を綺麗にするように工夫をするだけで虫歯の発症リスクを低下できるので、
お口の内部の健康を保つことができるように工夫をしてみましょう。