歯槽膿漏を放置していたらどうなる?

こんにちは、ひよどり台歯科クリニックです。
皆さんは歯槽膿漏という言葉をご存知でしょうか。
歯槽膿漏は歯周病という病気の症状が非常に重くなってしまうことで起こる病態の一つで、
歯茎が慢性的に腫れている状態からさらに悪化してしまい、
ズキズキと歯茎が痛んだり歯茎から膿や血が出てきてしまうような病状を表す言葉です。
歯槽膿漏を放置してしまうと
やがてさらに症状が悪化し全身にも悪影響が出てきてしまいます。
歯槽膿漏を放置するリスクについてしっかりと理解をしておきましょう。

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歯槽膿漏を放置してしまうと実は
歯を失うだけでなく全身に悪影響を及ぼすことが知られています。
歯槽膿漏は歯周病の病態が
非常に悪化してしまったような病態なので
放置を繰り返してしまうと徐々に歯茎の中の骨が少なくなってしまい、
最終的に歯を骨が支えきれなくなってしまいます。
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このような状態になるまで炎症を放置していると
血液の内部に歯周病の原因になる細菌が入り込んでしまい、
心臓の内部に炎症が起こってしまったり、
糖尿病をお持ちの方の場合には血管にダメージが積み重なってしまい
やがて全身にトラブルが起こってしまうことがあります。

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血管の炎症は非常に危ない状態で、
特に心臓の内部の炎症が起こる時には
心臓の弁にトラブルが起こってしまい手術が必要になることがあります。

心臓の手術を受けてしまうと日常生活にも大きな負担を強いることになるので、
歯槽膿漏のような思い炎症が起こる前にしっかりと治療を受けるように心がけましょう。