入れ歯の治療にかかる期間
歯を失った際には、そのまま放置せずに入れ歯などの補綴治療を受けることが大切です。ただ、治療にはどのくらいの期間がかかるのか不安を感じている方もいらっしゃることでしょう。今回はそんな入れ歯の治療にかかる期間について詳しく解説します。
▼最短で4~5回の通院
入れ歯治療では、お口の中の型取りに始まり、かみ合わせの確認や入れ歯の仮合わせ、装着と、いくつかのプロセスを踏む必要があります。その間、技工所では入れ歯の製作を行っているのですが、最終的な入れ歯の完成までには最短で4~5回は通院することとなります。週に1回のペースで通った場合は、1~2ヶ月程度の期間を要するのが入れ歯治療です。患者さまのお口の状態や採用する治療法によっては、もう少し長くなることも珍しくありません。
▼入れ歯が完成したら通院も終わり?
入れ歯は最短4~5回の通院で完成するのですが、その後も入れ歯の調整が必要となるため、数回通っていただくことになります。入れ歯というのは始めからぴったりとフィットさせることは難しく、調整していくことで正常に機能していく補綴物だからです。その後も、違和感や不具合などが生じたら、すぐに当院までお越しください。適切な調整を施し、快適に使用できる状態にします。
▼小さな入れ歯なら治療期間も短い
歯の欠損数が比較的少ない入れ歯であれば、短い期間で入れ歯を製作および装着することが可能です。入れ歯自体も小型であり、調整に要する時間も短く済む傾向にあります。
▼まとめ
このように、入れ歯の治療にかかる期間というのは、4~5回の通院が一般的といえます。これは保険診療で製作する入れ歯全般にいえることです。一方、自由診療で製作する入れ歯は、製作方法が特別であったり、じっくりと時間をかけて仕上げたりすることから、もう少し長い治療期間が必要となることが多いです。そうした保険診療と自由診療の入れ歯の違いについても知りたいという方は、ぜひ当院までお越しください。